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2003年5月10日より開設しました。
大概は独断と偏見で浅はかに喋っているので考え方違うぞーって多くの方ごめんなさい。
2003年6月6日発売・ヤングアニマル増刊号”嵐”14号 エアマスター番外編・前編 |
ああ!朝コンビニに走ってしまいましたよ…! 眠い目をこすって多分カットとして描くのは摩季ちゃんだろうなあと思っていたら、 佐伯四郎が存外面白いことになっている模様!(笑) ゴメン!またトップがマキパパでゴメン! とりあえず絵に描いてある件の一言が大好きです。心に響きます。親子愛ですよ…! 「俺の愛がわかるか?」わかるよ、痛いほどわかるよマキパパ…! わざわざ女子高生の制服を(おそらく学校指定の制服屋さんに)奥さんにバレないよう こっそり1人で注文しに行って、バカでかい特注の男モノの身長サイズみたいな制服を 購入して…!マキパパ、ちゃんと父親してたのね…ああ、なんか感動です…。 てか「あの人着るんじゃないの?」とかコソコソ噂話されてないことを願います。切に。 作中、「学校行けよ」とか「おまえ最近何やってんの?」とか珍しいぐらい父親らしい台詞を 飛ばしているマキパパ。マンションを借りてたのは奥さんに内緒だとしたら、堂々と給料から引く わけにもいかないし、ということは経済的にも大変なはずなのに、マキパパ凄いよ男前です…! でもどうしてメイド喫茶(らしき場所)にいるんですか、マキパパ?(笑) 過去に小西と焼肉屋に行ったときも、焼肉屋にそぐわないぐらいかわいいウエイトレスの制服の おねえちゃんがいたような気がするし、智と横断歩道で出会ったときも、セーラー服だったし…。 …マキパパ、制服メエーニア説?(笑) そりゃあ、奥さん(佐伯深加)もキレて殴ろうものです!(関係ないですが!) ところで奥さん(カミさん、と読むらしい)佐伯深加・初登場なわけですが。 イメージ違いました〜。プロポーズ魔で浮気魔・佐伯四郎と婚姻にこぎつけるぐらいだから、 よっぽどゴリ押しの強い、いかにも女性チックな女性、だと勝手に想像していたのですが! 意外とすっきり冷静、パンチが強くキックも炸裂する謎の多い女性でしたね…。 相川智と同属性?佐伯四郎はキレイな顔で強い女がお好きみたいですよ。 しかも女優さんなのか…なるほど、女優さんだったら家を空けがちだし、 みおりが摩季のところに住み込んで消えても暫く気づきませんでしょうね…! みおりが摩季のところに押しかけてから、マキパパがみおりに「帰って来いよ」というまでが 即日じゃなかったことを考えると、多分佐伯四郎が持ち前の楽観性でみおりの家出を放置、 佐伯深加はずーっと仕事で家をあけてて気づかなくて、暫く経って気づいてからマキパパに 「何でいないの?」と言い迫って、ズガンと蹴りでもいれてケンカしたんでしょうか…。 芸能人同士だから、きっと週刊誌とかで色々書かれるんだろうなあ。 「如月綾、結婚のお相手は軟派な精密機械!」とか、 「結婚しようって言ったじゃない!如月綾の夫また不倫か?20歳・グラビアアイドルの声!」とか。 ああ、みおり頑張れ…。 そりゃ離婚問題も出るよ。女優さんの夫ってことで記者のマークも 厳しいだろうし、そりゃ浮気もバラされたり離婚問題も出るよ…。 閑話休題。 さてつらつらと佐伯四郎がらみの話をしましたが主役はマキちゃんです! エアマスターの原点。その前編なわけですが、時間背景は3巻22話の「相川智の死の直後」 6巻書き下ろしの「エアマスターになった日」の2本の直後付近の話です。 今現在、本誌アニマルで謎になっている「相川摩季とエアマスターは別モノ」というくだりと 丁度リンクした話だと思われますです。「ひとりぼっちのエアマスター」、その頃のお話です。 母親が死んで何もなくなったときに摩季が思ったことは、 ”神様みたいなものが一瞬で自分を跡形もなく消して 自分を無かった事にしてくれるなら そうしてほしかった” 「着地に失敗したら、私死ぬかもね」そう冗談めかして言った相川智。 そして摩季は着地に失敗し、そのタイミングで智は死んでしまう。摩季は少なからず無意識に、 「私がお母さんを殺してしまった」と感じたのではないかと思います。 そんな自分はなくなってほしいし、誰かに消してほしいし、深く考えるのは辛いから嫌だ。 最初はそんな、自殺でもするような気持ちでストリートファイトに飛び込んだのかも知れません。 でも、幸か不幸か、ストリートファイトで殺されるほど摩季は弱くなかったわけです。 どころかむしろ、強すぎて連戦連勝。完全無知で飛び込んだのに華麗な蹴り技かましてるし(笑) そんなわけで、自暴自棄に、ただなんとなく飛び込んだストリートファイトは、 摩季に「蹴れば当たる」と認識され、摩季を少しづつ「別の正常にもどして」いったのですね。 「別の正常」って何だろう? っていうのは、この先のアニマルとか後編とか読んでみないとですが、 今のところ思ってるのは「精密機械として、ただ体操にあけくれ、何も考えなくてすんだころの日常」 なのかなあと思ってみたり…。起こってしまった「母親の死」を考えるより、何も考えなくてすむなら 蹴って蹴って、疲れて疲れて、何も考える暇なんて欲しくない、そう思うかも知れないですね。 今のように「戦うことがたのしみ」じゃなくて、「戦うことは現実逃避」だったのかな? 坂本ジュリエッタのセリフですが、「嫌なこと全部忘れられたらそれがいい、人生をリセットできるなら もっといい、だけど嫌な記憶ほど結び目がしっかりとした、鯉のぼりのようにはたはたとついてくる」 この心理は、ちょうど今の摩季に「似ている」と思うのです。 忘れたいけど、忘れられない。 余計な考えを振り切るには、蹴って蹴って、蹴りまくれば疲れてぐっすり眠れた。 「蹴っていれば毎日が終わる」これほど楽なことはないでしょう。 あとこれは勝手な想像ですが、学校へ行かなかった理由、 もしかして摩季は「女子高生になりたくなかった」のかも知れないとか。 時が進んでしまったことを自覚したくないし、母親のいない、体操のない高校生活を、 これが現実だ、として自分の中に受け入れたくなかったのではないでしょうか。 いやでもたぶん、単に体くたくたで面倒くさかったんでしょうねえ!(笑) ラストで出てきた妙な男は誰なのか?全然想像もつきません。 そして佐伯深加の意味深な摩季への目線は、何を表していたのか? 単に良く思ってないという心理表現だったのか、それとも後編への伏線なのか。 次のアニマル嵐が8/1だなんて!待てないです、待てないです白泉社さん! 今回はここまで〜。 |
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