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2003年5月10日より開設しました。
大概は独断と偏見で浅はかに喋っているので考え方違うぞーって多くの方ごめんなさい。
※ええと、今回ものすごーく眠い中で書いたので、後で書き直すかもです…。
※っていうか、絵が一番眠そうですね…。
2003年7月11日発売・ヤングアニマル14号・158話「砕ける音」 |
Q:エアマスター、スカイスター、皆口由紀。 三つ巴の女の戦いは、どこへたどり着く!? −扉ページアオリ文より引用− A:カイが居なくなったので三つ巴は終わりました…。 ミ…ミックスアップの路線はナシなのですねカイ! 神の領域へは足を踏み入れることすらかなわなかったのですね…! もっと激しく猛獣として進化を遂げて欲しかったのですが…好きなキャラの欲目ですか…。 展開的にはこれ以上三つ巴を続けるよりも、マキvs由紀の構図にしたほうが、 長丁場になりすぎず描きやすいし力関係も平等にわかりやすいし、何より13巻でマキが 負けたことへのリベンジを1vs1でケリをつけることができますけども…。残念でしたです。 あああでも、ページ数に比例しないすごい密度で見せ場をぎゅんぎゅん作ってたので、 (ていうか技繰り出しすぎでしたよねえ頑張り屋さん!)文句なしのきらめき方でした…! 何度やられても立ち上がって、マキの"かいしんの一撃”にもHP1状態で立ち上がる強さ。 この強さは精神の強さですよ!プロレスなめんなの信念ですよ! 「私は"プロレスラー"だから立ち上がった」 彼女を支えているのは100%プロレスなのですね! 「プライドが粉々に砕ける音を聞」いて、 「スカイスターはオンボロプロペラ機」と自ら明言する。 その言葉は諦めでも自嘲でもなく、ただ自分というものをきちんと見ているんだと思います。 自分と向き合うのは辛いです。自分の目標とするレベルと、自分のレベルが段違いなのを 自覚したりするのは、もっともっと辛いです。 それを弱冠17歳のカイがやってしまうというのは凄いことだと…。 過去に金ちゃんに負けて悔し涙を流していたときから比べると成長したなぁと勝手に…。 今やもう髪型がボロボロに乱れても、うつろな目線アップを読者に晒しても、 もうぜんっぜんそんなことは気にしてないわけですよ! プライドを持たないわけではないけど、前に進むためジャマになるなら大事にしない、 砕けたって構わない。その覚悟が確実に強さになってる気がします。 だからといって彼女が特別大人っぽい、大人びている人とは思いません。 どっちかというと最近忘れがちですがアイドルオタクという設定だとか、 由紀とジュリエッタの会話を聞いて速攻顔を赤らめ立ち去るほど恋愛には奥手っぽく、 どちらかというと可愛い性格面を思わせる、非常に女の子っぽい女の子なのです(笑) ただ戦いに関してのみ、精神がちゃんと育っている。 ちゃんとプロのレスラーの心を持ってる、貫けてる人だなぁと思いました。 プロレスラーであるため、前を向き続けるためには、プライドが砕けることなんか厭わないひとですよ。 だからこそあがくことも、しつこいぐらいに何度も立ち上がることもできる。 そして立ち上がることができるのは、「私はプロレスを背負っている」という一念に尽きるのです! ところで今週のカイの髪型がボサボサに乱れていて、 下りた前髪がものすごっく可愛かったのですが さっきまでフツーにマジメにカイ話をしていた後につづいて言うことではないでしょうか…?(笑) 最後に立ち上がれず壁にもたれかかって辛そうで悔しそうな顔をしたカイにも激萌えだったのですが…。 どうしよう、鼻血だとか髪の乱れだとか、おおよそ女子らしさとはかけ離れた男前なシチュエーションで 最近萌えを感じるようになってしまいました!これは間違いなくエアマス効果でしょうか? 満身創痍萌え〜。大事な顔を真正面から蹴られたり殴られたりする女の子たち萌え〜。 ボサボサの髪もありがたみのないパンツも男前な言葉遣いもすべてが萌えなのですよ! ああ、うまく説明できませんが燃えだから萌えなのですよ(笑) さてさてマキについて、マキの中の「エアマスター」について、カイが最後に語り役をしていたのですが。 「なぜおまえはそんなにそこまで戦える?戦いにそこまでのめり込む?」 んん?カイはあんまりのめり込んでないんでしょうか?と一瞬思ったりでしたが、 カイが戦いを「楽しんで」「好んで」いたとして、エアマスターがその先の、もっと本能的な 「戦いに餓えている」という意味合いだったとしたら、カイには感覚がわからないのかも…。 どっちの想いが強いとかじゃなく、のめりこみ方のベクトルが違うのかな?と。 マキの場合は戦いが生きる糧で、ないと餓え死ぬんじゃないかというカンジは これまでも、嵐の番外編からもプンプンしてるような気がします。 そして「餓えている」おなかがすいた」と表現されているのは、今のところ、マキと由紀だけで。 カイの投げかけた質問に答えられるのは、由紀でもあるかも知れませんね〜。 餓えに近いぐらい戦いたがっている、というと小西もそうですが、小西=今戦わなきゃ派だと思うので、 餓えているのとはまた違ってくるんでしょーね。渺茫は闘いの化身なだけで餓えてはないでしょうし。 とはいえ、なんだか「マキの中のエアマスター」は、浅い予想はできても、私もカイと同じく 「それは何だ?」と問いかけたい心持ちなので、未だによくわからない〜というカンジです。 そのあとカイの「おまえの方が強い!」発言は嬉しかったです。 頑張ったカイの一言だからこそ信頼性がある。 マキは今度こそ由紀姉に勝つことができるでしょうか? ああ…それにしても今回のオチもおいしいところも全て掻っ攫ったのが、 尾形小路の弁当 ってゆーのはなんですか!(爆笑) 私を笑い死にさせる気ですか…! しかも「なんで弁当があるんだよ!」って言いながら食べるなよ32歳マキパパ! 子供じゃないんだから、まずその弁当に何か仕込んでないか考えてみるとか、 勝手に風呂敷に入ってる弁当を拾って取り出して食べるなよとか、いろいろと 大人としての自覚を促すツッコミはあふれるほどに満載なのですが。 ほんとにやんちゃな人です。 それにしても尾形の弁当…のほほんで行こう!さんのお絵かき掲示板でのイメージから、 おにぎりだとばかり思っていましたが、まさかきっちりお弁当だったとは…。 葉らん(緑のギザギザのやつ)も入ってるし。けっこう現代的な弁当ですね。 しかも二段ですか?それとも膝の上のはフタですか? それにしても、エビシューマイを自作するぐらいだからマキパパも料理は上手なんだと思いますが、 そのマキパパをもってして、なんだこのうまい弁当は!と言わしめてしまう、 尾形の弁当って実はものすごくハイパーにおいしいのでは…。 そして完全体渺茫と戦う最初の相手がマキパパですか。 うわん!個人的には「最初に渺茫と当たる人は噛ませ犬〜」と思っていたので、 マキパパが、マキパパが渺茫の力を見せ付ける手頃な相手として散ってしまうのは 激しく悲しすぎるのですが…! 確かに深道いわく「この佐伯四郎はジョンスリーやジュリエッタクラス」と評されてましたし、 ジュリエッタとジョンスリーを渺茫の噛ませとして散らせることなく、かつこの二人と戦って、 勝ったと同意義の見せ付け方ができるのは、佐伯四郎ってことになるのですが…。 見せ場は十二分にあると思いますが、高確率で散るとわかっている試合を見るのは辛い…。 個人的にはここでマキパパが勝とうものなら、先の読めなさと渺茫=ラスボスという単純な 図式ではなくなるので楽しそうなのですが、多分何号か先でマキパパ倒されちゃう予感…。 で、マキが渺茫を倒すのですね。うう、順当だけど、なんというか寂しい…読めすぎる…。 でも読めすぎるとはいいつつも、今回佐伯四郎とあたるというのはあんまり考えてなかったので、 (リーさんだったらやだなぁと思ってたよ…リーさんはどこかでお元気ですか…?)何だかんだで、 ハラハラドキドキの展開を毎度楽しませて頂いていたりなのですが。 マキパパ、ジュリエッタと決着をつける約束を果たすまでは立っていてください…! 今回はここまで〜。 |
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