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2003年5月10日より開設しました。
大概は独断と偏見で浅はかに喋っているので考え方違うぞーって多くの方ごめんなさい。
2003年6月27日発売・ヤングアニマル13号・157話「定め」 |
今回の展開はかるく混乱しています…。 昔ながらのファンサイトの皆様は予想していた通りのようで、 どうやら受け止め方がわからないのは私だけかも知れないのですが。 私の読み抜かしているアニマルに含まれている渺茫戦に何かが含まれているのか、 それとも「これがヨクサルワールドだ!」っていう定規を私がまだまだ読めていなかったのか、 とにかく混乱です…。まさか霊でくるとは思いませんでしたです…。 そう、霊で来たことにふつーに混乱してます(笑) 展開自体は「やっと謎が解けた」と思わんばかりに全ての伏線が繋がった瞬間でした。 渺茫の頭に描かれた「渺十五」の文字の意味、 渺茫がリーに言った「お前は他の渺茫に見せる価値がある」というセリフ、 彰子がずっと口にしてきた「仮面ライダー」に隠された意味、 深道の話していた「100年後にはもっと最強になってる」という言葉の意味、 「俺は俺の代で渺茫を倒してみたい」という言葉の意味も、 渺茫が「世代交代をしながら人間の最強を護り続けている存在」だとしたら、 すべてに納得がいきますです。 彰子の存在も、「渺茫を喚び出すための存在」だとすると伏線が消化できますね。 リーとの戦いが終わった後に渺茫が「おまえは他の渺茫にも見せる価値がある」と 言ったあと、「彰子を探す」と話していたように、歴代の渺茫は「彰子が喚び出す」 担当なんじゃないかなぁというのが伺えますです。 裏付けるのは、蓮華と「ぱぅわ」話をしてたときに言っていた彰子のセリフ。 「私の場合霊感とはちょっと違うんだけど、 うまく説明できないから、そうしとく、霊感が強いって」 彰子は、自分が「イタコとか召喚をする手合いの人」とは「ちょっと違う」と語って いたんですね…たぶん「渺茫のみを」呼び出すための存在なんでしょう。 あのとき蓮華が見た、彰子の後ろにいた霊は、歴代渺茫だったのでしょうか? というのに今号を見て気づく。私のバカバカバカ! 鈍いにもほどがあります。というか彰子が初代渺茫だと思っててスミマセン…。 おバカです。渺茫のイレズミは彰子が彫っているという説を考えてみたのですよ。 十五体に分割したのは、イレズミを一つに統合してしまうと強大な力を得ると共に 強大な不幸をも呼ぶ…ってスミマセン。途中から3.3.7ビョ−シ!になりました。 ※3.3.7ビョーシ…週刊少年マガジンに連載されていたマンガ。 ええと、それで意味が繋がったは繋がったのですが。 霊がらみの展開で来たことでこれはそーいう漫画だったのか!と ビックリしています。 今までも世界観をガラッと変えるものといえば、シズナマンの登場がありましたが、 まだシズナマンは、「人の作ったもの」ということで、「現代を舞台にしたマンガ」の 枠は外れなかったと思うので。 霊の存在は、エアマスターの中でも初期のきもだめしの際にマキvs幽霊が描かれて いるものの、あれは笑い話としての挿話に過ぎないものだし、蓮華の霊感関連話も、 蓮華と彰子のぱぅわ話も、本編の格闘とは関係ないところで進んでいたものなので、 世界観に霊が「ある」とまでは思っていなかったのですが。 ちなみに霊の描写があくまで架空のものだとしてみた場合、 「霊を彰子が喚び出したこと自体イメージとしての絵であり、 実際には渺茫と彰子の目にしか映っていない、幻のようなもので、 渺茫がパワーアップしたのは「渺茫が体の中に入った」という思い込みによるもの」 という考え方もできないではない、とも思ったのですが。 その次のページで、由紀姉と摩季が「建物の中に何かいる」ことを感付いてしまうので、 それはありえなくなってしまったので。渺茫の力の増大は確かに「起こった出来事」で、 それを由紀と摩季は「現実の出来事」として何かが「いる」ことを「感じて」しまった。 その感じ方は、直感的=霊感的なものだった。 というわけで、やっぱしエアマス世界には「霊はある」のですねえ…。 霊否定派ではないので「現代に霊などいない!」とは言わないのですが、 やはりふつーに見えたり、渺茫に入り込んでパワーを上げる存在になるぐらい 「確かなもの」としてエアマスターの世界観に存在するとは思っていなかったので、 「それもアリ!これもアリ!」という捉え方をしなきゃですね!これからの展開は! でもヨクサルワールド的には「いつ起こってもおかしくない世界観の拡張」 だったのかも知れませんけどねー。 バトロワに思いっきり黒地蔵が参戦してる時点で(笑) 黒地蔵は今も勝ち進んでいるのでしょうか?(笑) さてさて、霊に関してはこのへんで置いといて! 回想でリーさんが登場しましたね!お久し振りですリーさん! 最後にあなたを見たのはバトロワ開始後の後ろ姿(18巻)でしたよね…。 渺茫が「俺は俺のままでもう一度あの男と戦いたかった」と話したところは、 ちょっと嬉しかったですよ。渺茫vsリーの戦いのとき、渺茫はまだ無理をすれば 立てたのに、自分の中の負けのルールで「おまえの勝ちだ」と立ち上がらずに リーの勝利としたと思うのです。 多分立とうと思えば立てたけどそうしなかった。それはなんだか図らずも、 余裕みたいなものを感じないでもなかったのですが、今回の発言を聞いて、 「ああ、渺茫にとっても、ちゃんとリーさんは強敵だったんだ…」 と確認できて嬉しかったですよ…。 「GROUND ZERO」がしっかりと名勝負になった心持ちです。 多分次に渺茫とあたる相手は「渺茫の強さを示すため」の負けキャラになるのでしょーね。 たとえどんなに全力であたろうと、さほどの苦戦も見せずに勝ってしまうのだろうな…。 そうでないと渺茫の凄さが際立たないですしねー。 渺茫を苦戦させて、そして勝利を収めるのが摩季の役目だと予想するなら、 「闘いの化身」となった渺茫が、2度苦戦するのはあまり説得力がないので、 多分次の相手はコテンパンですよ。合掌…。 そのコテンパンな相手がリーさんでないことを願います。いやマジで。 逆に、「渺茫はバトロワのラスボスではない」とヨクサル先生が考えてたら、 リーさんと再戦の末、リーさんが勝利するとか、誰か他の人がタッグを組んででも 渺茫を倒してしまうということはありえるかもですね。 闘いの化身な渺茫がラスボスですらないという展開や、 途中でマキや誰かに倒され、その後のバトロワが続くという展開は、 いかにも終着点のない、最後に立ったもの勝ちのバトロワらしく楽しそうかもです…。 最後に黒地蔵が勝とうがケアリーさんが勝とうがぜんぜん大丈夫(笑) さてところで!カイですよカイ! 無視されないように必死にスカイツイスタープレスを繰り出し(但し不発) 誰よりも言葉多くしゃべりまくるカイ。 あ、あんまりしゃべりすぎると負けそうで怖いんですけどカイ…。 うああ、この言葉の多さがカイの強さにつながればいいんですが! 古来より「弱い犬ほどよく吠える」といいますので…実際この中では弱いわけですが! いやでも、無視されて勝手に由紀vs摩季のバトルが進むよりは思いっきり頑張って、 喋る勢いをすべて力に変えて欲しいけど、複雑…!(笑) 「ガンガン無理していくぞー(ハートマーク)」の(ハートマーク)の部分に萌えたり、 「無理のしすぎの前のめりの全開の一番先っぽまで出し惜しみしないぞ!」 というセリフにむやみにドキドキしたり、かわいいんですけどカイ…! でもでも、カイはがんばる子です!(お母さんの気持ちで) 「私はおまえらだけの言い分が通るほど可愛いモンじゃない…」 と言っていますが、これは数号にわたって実力差ゆえに続いた、 カイ思いっきり無視の構図 への徹底抗戦ですよねえ!(笑) 激しくきらめく「猛獣」が次号以降で飛躍的ミックスアップを遂げるのか? それともきらめいたのは今号までなのか? できればカイには頑張って欲しい〜!もう毎号何度言ってきたことか! まだ負けるな!カイ! 今回はここまで〜。 |
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