![]() |
沢田研二資料館 |
最終更新2003.05.11.作中使用歌詞補完完了
沢田研二の歌なくしては坂本ジュリエッタは語れません。
ここでは、作中で坂本ジュリエッタが口ずさんだ歌の歌詞を掲載、
坂本ジュリエッタの選曲の心情、歌詞と生き様の共通点の検証などを
語ったりしていきます。
作中使用歌詞の補完完了しました。
”サムライ”の歌詞の補完の際新たな発見もあり(笑)コメントが変化しました。
今後の更新は、作中使用歌と坂本ジュリエッタの生き様の考察と、
その他の沢田研二の歌についてもいろいろ突っ込んでみたいと思います。
ファン活動の一環としての掲載ではありますが、問題などございましたら、
関係者の方よりメール頂けましたら即刻削除いたします。
「片手にピストル 心に花束 くちびるに火の酒 背中に人生を」 単行本3巻・23話 全歌詞は→コチラ |
沢田研二の歌「サムライ」の有名な歌詞。 注目なのは「サムライ」の歌詞中に出てくる「ジェニー」という女。 ジュリエッタの理想の女性・ジェニーの由来はこの歌だったのか? だとしたら相当小さな頃からジュリーに傾倒してますな。 まあジュリー世代はジュリエッタの子供の頃でしょうしね…。 てっきりジェニーはジェニーちゃん人形だと思っててゴメンナサイ。 歌の内容はジェニーという拠り所をもちながら、ごめんよ俺は行くぜ、 みたいな「男ってのは旅人さ」的な内容。人生は(サザエさんみたいな 家庭を持つことじゃなくて)魂の燃焼だ、と語るジュリエッタの生き方の 理想みたいなのがこの歌なのかなと思ったり…? でもそのわりに、マキの胸で眠りたいとか、俺をわかってくれるとか 言ってるし、よくわからんですジュリエッタ。こうありたいって生き方と 寂しいって気持ちがかみあってないのかなあ。 |
「(イントロ) 空が飛ぶ 街が飛ぶ 雲を突きぬけ 星になる」 単行本3巻・24話 全歌詞は→コチラ |
あまりにも有名な沢田研二の歌「TOKIO」。 月雄と麗一のセリフ「うわっ、沢田研二…『トキオ』のリズムだ…」「ぜっ、絶好調ですね」「イントロ終わったら気ぃつけろ!」から察するに、ジュリエッタが絶好調の時に口ずさむ合図のような曲だと思われます。 イントロから顔色ひとつ変えず、恥ずかしげもなく目を閉じ浸りながら口ずさんでいるさまは、完璧に自分の中の世界に入ってます。 「空を飛ぶ」で蹴りが入りタイミングよく飛ばされる様が痛快すぎます。 トキオの全歌詞はまるで「マキを見つけたジュリエッタ」の恋心のようですね。空を飛んだり舞い上がったりしています。 |
「時の過ぎゆくままにこの身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が愛するならば 窓の景色も変わってゆくだろう」 単行本5巻 第35話 全歌詞は→コチラ |
こちらも沢田研二の歌「時の過ぎゆくままに」。 上の2曲と違い、勢いのある男の歌ではなく、好きな女のそばで漂いたいと願う男の歌であります。 この選曲の違いにジュリエッタの心情の変化−マキの胸で眠りたい、マキに抱いてもらっていろんな話を聞いてもらいたい、などの「安らぎたい」欲求が現れているように思います。 理想のジェニーを見つけたことで心の箍が外れ、子供っぽい表情や心情を露呈するようになったジュリエッタ。「時の過ぎゆくままに」「もしも二人が愛するなら」自分の生き様も、これまでの孤独も、生きててよかったと思えなかった人生も、窓の景色が変わるように全ての日常が「変わってゆくだろう」と思った瞬間が、この歌を口ずさんだ戦いの最中だったのではないでしょうか。 |
■BACK■